美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

梅雨シーズンの美濃戸 2020.6.15

先週より、梅雨入りし、毎日、雨、雨、大雨、雨。梅雨と言えば、しとしとと降る雨というのが、趣があって良いのですが、今シーズンの梅雨は、大雨、土砂災害注意報まで出ました。多分、連日の大雨、地盤も緩んでいるのでしょう。
今日、ようやく晴れ間が出て暑くなりました。レンゲツツジは、雨で花びらは落ちてしまい。白樺の木で守られた柳川ツツジが、久しぶりの陽光を受けて元気に咲いている。

アヤメが雨に耐え、晴れ間を受けて咲き出した
梅雨と言えば、アジサイをイメージするが、美濃戸では、まだ、アジサイは、まだ、先になる。美濃戸の梅雨と言えば、やはり、レンゲツツジ、そしてアヤメですかね。雨にぬれたアヤメもいいですよ・・・

ヤマブドウ・・・大きな房になるのが楽しみ
ヤマブドウに小さなぶどうの房ができている。まだ、小さくてブドウの房なのかわからないくらいです。このブドウも立派なブドウになるのでしょう。楽しみが増えました。

池に浮かぶレンゲツツジと葦・・・水面にきれいに写っています。

ギンラン、いや・・ササバギンランが咲く2020.6.9

里(八ヶ岳総合博物館:自然観察路)では、確か5月中旬にギンラン、そしてササバギンランが咲いていた。やはりここ美濃戸(1400m)は、標高が高い。今日、ようやくギンラン(ササバギンラン)が開花した。私は、ギンランだと思っていたら、葉が花より上にのびており、全体的に大きい(30㌢程度)のものは、ササバギンランのようだ。まさにササバギンラン。とても凛々しく咲き出した。アマドコロとは、また、違う美しさだ。

アマドコロ

タカネグンナイフウロの紫が光に触れて透けて透けて見える
無造作に群生して咲き出したタカネグンナイフウロだと思う。写真でも分かるが、とても色がナチュラルというか日差しを浴びて色が透け、変色して見える。とても遠慮しているが自己主張が強い花のように感じる。

色取り取り、ハコネウツギの花(八ヶ岳総合博物館:自然観察路にて)
ウツギの木は、種類によって色々な花を咲かせるが、このタニウツギ系のハコネウツギの花は、白、クリーム、ピンクと花の色が異なる。なんだか楽しい花である。


追伸・・・
博物館庭園のネジバナの株も大きくなってきた。もうすぐ、ネジバナの花を見ることができるのだろう。

レンゲツツジ五分咲き オレンジ色にクリーム色に 2020.6.8

美濃戸のレンゲツツジは五分咲きかな、満開時は、いつも梅雨シーズン。しかし、この梅雨時に見るレンゲツツジもとても趣があっていいんです。来週には、梅雨シーズンが到来するかな・・・
今日は、レンゲツツジの色をキャッチアップしようと山道を歩く。レンゲツツジには、赤に近いオレンジ、オレンジ、肌色、クリーム、黄色と様々な色を楽しむことができるが、今日は、オレンジ、うすいオレンジしか見ることができなかった。

一之瀬堰沿いの小さな沢にクリンソウが咲いている。この辺りでは、クリンソウが今が旬だ。

登山道沿いにベニバナイチヤクソウの花が・・
赤岳山荘から美濃戸口に戻る登山道沿いにベニバナイチヤクソウが咲いている。イカリソウも終わり、花を落としているその脇に遠慮しているようにベニバナイチヤクソウが咲いていた。可愛らしい花です。
しかし、コロナウイルス感染防止のための緊急特別宣言が解除されたが、登山道は、静かである。誰とも会わない。熊が出て来るのでは思い、思わず、熊よけベルを付けた。

今日の阿弥陀岳