美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

八ヶ岳も冬支度・・初冠雪と紅葉

一昨日、八ヶ岳連峰も朝起きると真っ白に姿を変えていた。早くも初冠雪となった。丁度、八ヶ岳総合博物館の「植物グループ」市民研究員による植物調査で入笠山に登ったら白く衣替えした八ヶ岳連峰を見ることができた。いよいよ冬を迎える。


八ヶ岳連峰(最高峰の赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳)

遠く向こうに富士山が・・・

そして紅葉が進む・・・
八つの初冠雪、そして木々も赤・橙・黄色と衣替えが始まった。まぶしい新緑が春を告げ、そして柔らかく暖かさを感じさせる紅葉が冬の到来、寒い冬を乗り来るよう暖かさを貯め込むよう衣替えを告げているようだ。
何故、紅葉するのか・・・樹木の葉は、紅葉して一生を終える。紅葉する理由は、諸説あるようだ。樹木に寄生するアブラムシなど害虫から紅葉の赤色(糖分が高まる)で防衛力を高めるとの説があるが、やはり、樹木の美しい姿を見て、感動してもらうことにより、樹木を大切にしてもらうこと(自然心を高める)なのではないのか・・・


イロハモミジだと思う

ウリハダカエデ

オオモミジ

ヤマブドウ


ニシキギ

紅葉シーズンなのに台風が・・・2020.10.10

山は、紅葉のベストシーズンを迎える。そこで硫黄岳から赤岳へと登山を予定していたが、台風と秋雨前線に重なってしまって山行を中止。しょうがないので晴耕雨読、家でのんびり・・・昼寝・・掃除・・間食・・薪ストーブ掃除・・そして雨の中、美濃戸周辺を散歩・・台風と秋雨前線の影響で深々と降る雨、紅葉を迎えるこの時期に台風上陸なんてどうなっているのか。カラマツ、ミズナラ等、木々の落葉が始まっている。そしてツタウルシ、ハゼノキなどウルシの仲間やヤマブドウ、カエデの葉が、赤・黄色く紅葉が始まった。そんな中、私が好きなニシキギの紅葉。木の上から赤く紅葉が始まり、全体が真っ赤になる。このニシキギは、紅葉が錦(絹の織物)のように美しいからこの名前が付いたようだ。とにかく葉も小さく繊細で美しい。
(これから紅葉が深まるニシキギ)

(もやに浮かぶニシキギ)

ツタウルシ・・美しいのだけど・・
紅葉シーズンをいち早く、紅葉を知らせてくれるツタウルシ。カラマツに絡まり、秋を紅葉でドレスアップしてくれる。しかし、漆である。知らずに樹液に触れてしまうともう大変である。

(白樺の葉も黄色く染まる)

そしてヤマモミジも色とりどり
これからモミジ・・カエデ属の出番だ。イロハモミジ、オオモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデ等、赤色、えんじ色、黄色、クリーム色等、様々に秋色に染まり、秋本場となる。山が色とりどり・・・最高の季節を迎えます。

(ヤマブドウの葉も紅葉が進む)

(ヤマブドウ)

黄金色の絨毯・・美味しそう 2020.10.6

いよいよ八ヶ岳山麓でも稲刈りが始まった。この金の米、黄金色に輝く稲穂が、田んぼ一枚、一枚と刈られる。もう南側、甲斐駒ケ岳方面は、既に刈られている。北側、蓼科山に向け、多分、今日中には、この黄金色の絨毯も刈られて、わら塚として干されるのだろう。今年は、新型コロナウイルスで人間社会は、大混乱しているが、大切に育てあげたお米・・自然の恵みは、豊作だったのでしょうか。しかし、田植えから稲刈りまで様々な景色、色彩を楽しませてくれたことにも感謝したい。後は、新米を早く頂くことが最後の楽しみかな・・・



わら塚

甲斐駒ケ岳

リスも忙しくなってきた
美濃戸の朝は、もう秋から冬という感じで寒くなってきた。今朝は、気温も4℃。しかし、清々しい朝である。そしてシジュウガラ、ゴジュウガラが騒々しく飛び回っている。そんな野鳥たちに混ざってリスが、彼方此方と忙しく餌をあさっている。寒い冬に向けて餌を溜め込んでいるんだろう。
私は、寒い朝ではあるが、動物達の騒がしい朝を見ながら楽しんでいる。