美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

美濃戸オリジナル ヤマアジサイ咲く 2020.7.10

私の中にある梅雨・・・しとしとと雨がアジサイの花、そして大きな葉に降り、しずくとなって地面に落ちる。そして草花やカエルが、その雨を喜びカエルの合唱が始まる。これが私の梅雨感であった。
しかし、今年の梅雨は、大雨が続き大雨特別警報、川の氾濫や土砂崩れ、そして避難生活と自分自身の身を守る行動を余儀なくさせる。
もう、今までのような趣のある梅雨ではなくなった。モンスーンの雨期と言った方がよい。今回の大雨で被災された方、亡くなられた方については、お見舞いとお悔やみを申し上げます。
そんな中、美濃戸には、自生する野生種のヤマアジサイが咲き出した。アジサイも多くの園芸種があってバラエティであるが、この野生種は、やはり、シンプルで周りの草木とマッチして見ていて心静かになる。
やはり、梅雨の時期には、こんな心優しい楽しみ方ができることを望む。



カラマツの葉に似ているカラマツソウ
カラマツ林にはカラマツソウなのか、美濃戸の森にカラマツソウが咲き出した。確かにカラマツの針のような葉に似ている。しかし、針のような花ではあるが、その鋭さとか冷たさは感じない。純白で繊細さを感じる花である。そんなカラマツソウもこの大雨と風で倒れかけている。



ねじれないネジバナが・・・
八ヶ岳総合博物館の中庭にいよいよネジバナが咲き出した。昨年までの様子はわからないが、芝生の中から茎が真っすぐ伸びてその茎にら旋階段のようにピンクの花をつける。中には、ひねくれているのか、ねじれない「ネジレナイバナ」も咲いている。
もうすぐ満開かな・・・

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