美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

サクラの木陰にイカリソウが咲く  2020.5.9

八ヶ岳総合博物館の自然観察路・・サクラの花も終わり、新緑の始まりという時、サクラの木のもとにイカリソウの花が咲いた。
葉が3つに枝分かれしてその先にハート型の3枚の葉を付け、少し愛嬌を感じる。そして花は赤紫色で上から下に向き咲き、なんだか線香花火をイメージした感じかな・・・とても日本的な花でしとやかさを感じる。
そして・・・

そう・・・
バイカイカリソウの花も咲き出した
イカリソウだけだと思っていたら、白い小さな花を付けているバイカイカリソウだと思うが、イカリソウと仲良く咲いた。小さいのでイカリソウの花のように派手なところはないが、少しひかえめで静かに咲いていてとても好感が持てる。


バイカイカリソウと同じく、広葉樹の林床に静かに咲いていたのがユキザサの花である。
白い花は、雪にたとえられ、葉は、笹の葉に似ていることでユキザサとの名前らしい。


今朝の里に下りる通勤途上、カラマツ林の中の一本のヤマザクラが自己主張していた。確かに趣がある景色です・・・

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