美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

アケボノソウを見つける・・2020.9.15

枕草子・・春はあけぼの
春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて紫だちたる・・高校の古文で習った。このアケボノソウ・・枕草子とは関係ないが、花びらの白い部分を明け方の空(あけぼの)、黒い斑点が、星に見立てられてその姿がまさにあけぼのに似ているのでアケボノソウとなった。確かに言われてみるとそんな感じがする。
入笠山までエゾリンドウを見に行き、そして大阿原湿原まで足をのばしてみた。その大河原湿原を歩いているとあれ?変わったウメバチソウだなと思ったら、いや・・・アケボノソウでした。感動・・・


大阿原湿原を歩く・・・アケボノソウが

エゾリンドウの花が咲く入笠湿原

ウメバチソウが咲く入笠湿原

サラシナショウマ

エンビセンノウ

ハクサンフウロ

エゾカワラナデシコ

入笠山頂からは、私が住む八ヶ岳方面、北アルプス方面、南アルプス方面はガスで見えなかったが木曽駒ヶ岳方面は、雲は多いが、青空が綺麗だ。


木曽駒ヶ岳

守屋山とトリカブト 2020.9.9


台風一過、まだ、天候は安定していない。今日も午後から雨が降るようだ。仕事も休みだし、諏訪地方で暮らすには、八ヶ岳だけではなく、やはり、守屋山に登っておかないと・・・守屋山に向かう。
守屋山と言えば、諏訪大社上社本宮の神体山として、諏訪湖を見下ろす信仰の山。諏訪湖の西に連なる伊那山脈北端の独立峰である。守屋山は西峰(主峰)と東峰の二つのピークを持つ。諏訪地方の人達は西山と呼び 「守屋山に雲がかかれば天気がくずれる」と言われているそうだ。
 山歩きの楽しみは、野鳥や花を見つけることであるが、この時期の守屋山、ノコンギク、サラシナショウマは見かけたが、山道沿いにとにかくあの猛毒のトリカブト(要注意)が多い。それがとても美しいのが嫌らしい。なんだか身が引き締まる思いで神聖なる守屋山頂を目指す。守屋山、山頂が東と西の二つある。眼下に諏訪湖と諏訪、茅野の町、そして八ヶ岳、北岳を抱える南アルプス連峰、木曽の御嶽山(中央アルプス連峰)、乗鞍岳そして北アルプス連峰など360度大パノラマ、天気もよく疲れも消えた。





守屋山頂上と諏訪湖



八ヶ岳連峰


北岳(南アルプス連峰)


蓼科山(北八ヶ岳)

諏訪湖

御嶽山

最近、朝、イカルが5〜6羽でやってくる。キジバトもビックリしたようで身を引く。なんだか騒々しい野鳥である。

最後に毎年、このお地蔵さん、寒くて風邪をひかないようにマスクをしているが、今年は、違う。新型コロナウイルス感染防止のためにマスクをしているようだ・・・皆さんも新型コロナウイルス感染防止に努めましょう・・・

お蕎麦の花が・・・はやく新蕎麦が食べたい2020.9.4

蕎麦好きの人は、このそば畑の一面に咲く白い花を見ると、もう新そばを待ちどうしくなるのでは・・・私は、その一人でもう我慢ができない。
しかし、田んぼの美しいグリーン〜黄金色と対照的にそば畑のホワイト。これも食欲を誘う美しさだ。
前回、蓼科山とグリーンに輝く田んぼを紹介したが、この蓼科山、お米にもおそばにも似合う。何れにしても八ヶ岳の自然が、私たちへの恵みとしてプレゼントしてくれた産物である。この八ヶ岳の豊かな自然に感謝したい。
ちなみにここ茅野、寒ざらしそばが、うまいんだ。寒ざらし?とは、収穫したそばを冬の八ヶ岳からの清流に浸けて乾燥させて食べる。江戸時代には、諏訪の高島藩などへ夏の土用そばとして献上されたそうだ。もう能書きはいらない・・・早く食べたい。


蓼科山とそば畑


甲斐駒ケ岳とそば畑

こちらは、そばではなく、蓼科山とお米

台風の前の静けさか・・

今朝は、清々しい朝を迎えた。空は青空、南からの風でフェーン気味かな、少し暖かさを感じた。それもそのはずで超大型台風が発生し、沖縄から九州に向けて進んでいる。未だ誰も経験したことのない最大級のようだ。今朝のこの静かで穏やかな山と空、嵐を呼ばないでもらいたい。

静かで穏やかな今朝の甲斐駒ケ岳

通勤途上にワンショット