美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

梅雨空を吹き飛ばすヤマユリ 2020.7.21

毎日、鬱陶しい梅雨空のもと、八ヶ岳総合博物館:自然観察路に初夏を代表するユリの女王ヤマユリが咲いた。日本原産種のユリで野山に咲く。大きく大輪を広げ、造花のごとく美しさもパーフェクトで清楚感を醸し出している。そしてその香りだ。ヤマユリの芳香が観察路に漂っている。これで梅雨空を吹き飛ばし、夏本番になると思う。
本音を言うと、私は、派手でダイナミックなヤマユリより、ササユリのように淑やかなユリが好きです。

ヤマユリの隣でヤブカンゾウが負けじと自己主張・・・

そして・・・
カブトムシが元気に姿を見せる・・・

私のイメージでは、カブトムシと言うと、キュウリ、そしてスイカを連想する。そしてスイカと言うと花火、そして夏休みかな・・・そう夏本番の風物詩だろう。そんなカブトムシが八ヶ岳総合博物館:自然観察路で成虫としてお目見えした。自然観察路は、ミズナラ、コナラ、クヌギ等、多くの広葉樹に包まれ、そのお陰で足下、地面には、毎年の落葉、そして堆積により、腐葉土のクッションとなり、昆虫や動植物からすると住みやすい環境となっている。
そんな腐葉土の中でずーと冬の間中、カブトムシの幼虫が育ち、今日、成虫として樹木にしがみ付き食事しているカブトムシ(メス)を発見した。そしてその近くの木にオスが逆さにしがみ付いている。これから大きく育ってもらうために大切に見守っていかなければならない。

甲斐駒ケ岳と雲海、今日の朝の風景・・・

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