美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

ウツボ違いのウツボグサ

また、ウツボグサのシーズンになってきたか・・・この梅雨の時期から庭の手入れをしないとあっという間にウツボグサで一面覆われ、他の植物が負けてしまう。そのように繁殖力が強いのでこのウツボグサの語源は、あの大型肉食魚のウツボからきていると思っていた。しかし・・・
そのウツボが名前の由来ではなく、花穂の形が、武士が弓矢を束ねて入れる漆塗りの靭(うつぼ)に似ていることが由来だとのこと。
私もウツボグサを見る目が変わった。
歌人の与謝野晶子は「なつかしき 春の形見か うつぼ草 夏の花かや 紫にして」と春から夏に繋げる花として歌を詠んでいる。確かに梅雨とともに大きく育ち、そしてその紫色の花は、夏の暑さを癒す力がある。
さらに薬草としてそして若葉は天ぷらにして食べると美味しいらしい。
ウツボ違いで変な先入観を持っていたが、大きな誤解であった。


花言葉は、「優しく癒す」
大切に育てよう・・・


梅雨の合間に見えた槍ヶ岳
梅雨で雨が続いているが、そんな中、カラッと青空が覗かせた。北アルプス連峰は、まだ、雪が残っている。そして槍は、空に向け突き上げている。

大泉山の向こうに北アルプス連峰。手前の田んぼは、もう、田植えを終え、稲で水面が見えなくなるまで成長している。

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