美濃戸の香り

美濃戸の自然、特に四季折々の空気が美味しい。その空気をいつもキャッチしようとしているがなかなか捕まらない。でも、いつも阿弥陀岳の容姿がそこにある。そんな美濃戸がいい。

キバナノヤマオダマキが旬

5月に白のミヤマオダマキ咲き、それから1ヶ月後、今、キバナノヤマオダマキが、美濃戸で咲き出した。ミヤマオダマキは、繊細で可憐さを感じたが、キバナノヤマオダマキは、やはり山に咲くワイルドさを感じる花だ。しかし、触ると壊れそうでそっとしておきたい花である。


1ヶ月前に咲いたミヤマオダマキ


美濃戸は今、風に乗って良い香りがする・・・
この梅雨の時期、湿った風に乗って山の匂いがする。鼻がつんと刺激を受け、それが呼吸器全体を浄化してくれるような感じがする。何の香り??クルマに乗って窓を開けるとまた、同じ香りが・・・その香りに誘われてクルマを降りてその香りの元はと探してみると・・・ノイバラであった。刺があり、厄介なノイバラと思っていたら、こんな気持ちのよい香りを発散してくれている。シューベルトの「野バラ」の曲を思い出した。この鬱陶しい梅雨時に感謝したい。


八ヶ岳総合博物館での「苔玉づくり」講習会に参加して・・・
博物館での「苔玉づくり」講習会は、人気の講習会で多くの方が参加された。今回は「釣り忍」を造った。「釣り忍」は、忍(シダ類)を山苔で巻き付けたもので暑い夏を涼しさを感じさせる江戸時代からの夏の風物詩であったようだ。私が造った「釣り忍」は、大きく男らしい暑い力を感じる造形になってしまった。

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